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2017.02.22
全日本トラック協会による 「引越における消費者向けQ&A」の第3回(最終回)です。 今週は、「引越の後段階」についてです。 ◎引越終了後について Q)引越終了後に行わなくてはならないことは? A)速やかに全ての箱を開梱し、 荷物の紛失・破損等がないか確認してください。 また、エアコンなどの季節物の機器類についても 必ず動作確認をしてください。 家屋の床や壁にキズ等がないかどうかも確認してください。 ◎破損・紛失等が発生した場合 Q)引越の際に荷物を壊された(なくされた)のだが、どう対処? A)引越荷物の破損・紛失については、 引越作業日から、3ヶ月以内にお客様から申告がないと、 事業者の責任は消滅することとなります。 引越終了後、できるだけ早めに引越荷物の確認を行い、 破損や紛失が発生した場合は、 速やかに事業者に連絡してください。 また高額品については破損や紛失の際に 荷物の金額の証明を求められる場合があります。 Q)家具に傷をつけられ賠償額を提示されたが、 買ったときの金額よりかなり安く納得いかない。 A)破損した場合は、修理が原則ですが、 修理できない場合は事業者が時価相当額で賠償することになり、 購入時からの経過期間をもとに賠償額を算出するのが一般的です。 Q)引越の際に、家屋の床や壁に傷を付けられた。 A)家屋の破損等は引越約款は適用されず、 民法や商法等による損害賠償となります。 荷物の破損等については、 原則として修理等による現状復旧による対応となります。 また、床や壁の傷については、時間が経つと引越作業で付いたのか、 引越後の生活で付いたのかが分からなくなりますので、 引越終了後、速やか(二週間以内くらいを目途に)に確認してください。どうぞ、トラブルのない引越をなさって、 気持ちよく新生活を始めてください。
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