「健康経営のすすめ」~今こそヘルシーカンパニーを目指そう~
ステージ3健康つくりの推進
STEP4 病気のリスクの確認
胸部エックス線検査異常について、
胸部にある臓器(主に肺・心臓・大動脈など)、
つまり呼吸器と循環器に異常がないかを調べる検査です。
胸部全体にX線を照射して平面撮影し、
肺に異常な影があるかどうか、
心臓の形に異常が
あるかどうかを調べます。
X線撮影では、フィルムはネガの状態になります。
例えば肺は、空気が多いため
X線を通しやすく全体に明るく(=黒く)映ります。
この肺の中に白く(暗く)映る影が認められれば、
なんらかの異常があると考えられます。
また、心臓の形や大きさの異常も
写真から推測できます。
その部位に形や大きさの変化、
異常な影がなければ問題ありません。
●異常値の場合に考えられる主な疾患
肺結核や肺炎などの
炎症、肺癌、肺膿傷、肺気腫などの疾患や、
気管支拡張症、心臓肥大などがあります。
再検査を受診して、原因を突き止めるとともに
治療の必要があれば、治療を継続してください。