―運転中の突然死を防ごう―
こんにちは、代表の菅内章夫です。 三重県津市で、運送会社を経営しています。主に製造工場で生産 された製品を関西、中部方面に、配送しています。車両は、軽バンから中型車、大型低床車のウイング車を所有しています。突然ですが、ちょっと想像してみて下さい。 車の運転中にドライバーが、脳梗塞や心筋梗塞を発症して、意識をなくしたら、または急死することになったらどんなことになるでしょうか。
側壁に衝突して、ドライバーがケガをする。対向車線をはみ出し、対向車と正面衝突して、対向車のドライバーや同乗の子供たちがケガをする。市街地で、歩道に乗り上げ、多くの歩行者がケガをする。ケガどころか、多くの方が、命を失う可能性も少なくありません。
数年前、当社のドライバーが、心筋梗塞の症状を発症して、急死してしまいました。幸い運転中ではなく、自宅で階段から降りて、出勤しようとしているときでした。私にとって、人生で決して忘れることのできない出来事になりました。 今もその発症が、通勤途中の運転中だったらとか、仕事のトラックの運転中だったら、と考えると気が休まりません。
運送会社の経営者として、こんなことにならないように、ドライバーや一般社員の健康管理や健康増進を図っていく必要性を強く感じています。しかし、ドライバーあがりの運送会社の経営者は、自分の身体が丈夫なことを良く知っています。そして、自分の体を酷使してきたこともわかっているので、無理がきくことも知っています。
身体を酷使してきたという事実にふたをして、自分の健康だけではなく、働くドライバーの健康のことからも、少し距離を置いていることがあるのではないでしょうか。